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【就労定着支援】脳卒中片麻痺者の体調管理にはストレッチや運動を!

スクワットをするAさん

別府リハの就労定着支援センターでは、障がいのある方が、雇用された企業などで就労を継続できるよう、関係者との連絡調整や雇用に伴い生じる日常生活または社会生活を営むうえでのさまざまな問題について、相談による課題の把握、指導および助言をおこなうほか、体調管理についてのサポートなどもしています。

今回は、脳卒中とそのリハビリテーションのち就職し、現在別府リハで就労定着支援を受けているAさんの体調管理についてご紹介します。

 

約7年半前に患った脳卒中により、右片麻痺の後遺症が残ったAさん。

発病当時から麻痺側の緊張が高かったため、緊張をやわらげる治療も続けながら就職し、まもなく3年が過ぎようとしています。

 

仕事を続けていくために大切なことのひとつが体調管理。

どんな方にもあてはまりますが、とくに身体の障がいをもたれた方は、働きだすと入院生活の頃のようにリハビリをおこなう時間もとりにくく、機能を維持することが大変になります。

そんななか、Aさんは、就職後も毎日運動やストレッチをコツコツ続けています。

 

その成果か、体調を崩されることもなく、毎日の仕事をしっかりこなすことができています。また、身体機能は維持するだけでなく向上もしています。

そこでどんな体調管理をしているのか、実際に教えてもらいました。

 

まずは運動です。

スクワットを30回、エアロバイク30分、素振り10回、振りあげ運動10回をおこなっています。

スクワットをするAさん
裸足でスクワット30回

振り上げ運動をするAさん
両手の振りあげ運動

 

次にストレッチ。

滑車を100回、右のひざやひじ、手首や手指を、自分の体重や左手を使って伸ばしていきます。

膝のストレッチをするAさん
膝をしっかり伸ばします

日出のストレッチをするAさん
ひじもしっかり曲げます

手首のストレッチをするAさん
手首も伸ばします

 

さらに、もうひとつ欠かさないのが脚のチェックです。

Aさんは、歩くときには短下肢装具を使用されていますが、装具が当たる場所には傷や足裏のタコができやすく、皮膚科で治療をすることも何度かありました。

そこで、入浴後などにしっかり自分でチェックをすることを習慣にしているのです。

あしに傷やタコができてないかチェックするAさん
装具があたる場所の傷には要注意!

 

これらをきちんと続けているAさんですが、毎週金曜日だけ、運動とストレッチをお休みすると決めています。

なぜかというと、金曜日は好きなお酒を楽しむ日だからです!Aさんはこれを楽しみに、日々体調管理をがんばっているんですね。

 

わたしたちはAさんから、「日々、自分の身体に目を向けること」が就労の継続につながることを教えてもらいました。

 

その方の業務内容や生活スタイルによって、必要な運動やストレッチは異なる場合がありますが、身体の障がいがあり、就職をめざしている方の参考になればと思います。

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