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障害者支援施設「にじ」のスポーツ訓練・外出支援の紹介が専門誌に掲載されました!
2019-09-12
カテゴリ:トピックス
注目
東京オリンピック・パラリンピックが近づくにつれて、障がい者スポーツにも注目が集まっていますね。
 
 
身体障がいや高次脳機能障がいがある方に対し、就労や家庭復帰など、自立への目標実現に向けた支援を行っている障害者支援施設「にじ」でも「ボッチャ」や「卓球バレー」などの障がい者スポーツを訓練プログラムに取り入れています。
 
 
このたび「にじ」で行っている、スポーツを活用した自立訓練と外出支援としての競技会出場について紹介した「にじ」職員の論文が、リハビリテーションの一つである作業療法の専門誌「作業療法ジャーナル」増刊号に掲載されました!
 
作業療法ジャーナル 53巻 8号(増刊号)の詳細はこちら
 
 
そこで、この論文の主執筆者、福澤 至 作業療法士に、論文のあらましや「にじ」のスポーツ訓練、外出訓練についてインタービューしました。
掲載された作業療法ジャーナルを手に笑顔の福澤OT
掲載された作業療法ジャーナルを手に笑顔の福澤OT
作業療法ジャーナルとは…
作業療法士ほかリハビリテーション専門職を中心に読まれている、日本で最も伝統のある総合作業療法専門雑誌です。年に1回発行される増刊号では、特に注目すべきテーマについて様々な切り口から解説されています。
今回は、障害を持つ方がスポーツを行うことによってもたらされるものの可能性をテーマに、全国のこの領域に詳しい作業療法士が原稿を寄せ「スポーツがもつ可能性―作業療法への期待」と題して発刊されました。
 

 
別府リハと「にじ」を見ていただいたのが執筆のきっかけ
 
 
Q. 伝統ある「作業療法ジャーナル」に論文が掲載されたいきさつを教えてください。
 
A.福澤至OT(以後福澤)
以前「にじ」の見学に来てくださった方からご依頼いただきました。
 
見学では「にじ」には就労や地域生活での自立に向けた訓練プログラムについてご説明したのですが、そのさい、敷地内の体育館を使ったスポーツ訓練のプログラムがあることに、大きな興味をお持ちいただけたようでした。
 
そんなことから、今回の「スポーツが持つ可能性―作業療法への期待」というテーマの増刊号に「にじ」で行っている、障害を持つ方の就労(仕事に就くこと)や地域社会での自立の訓練としてのスポーツについて書いてみないか、とお声をかけていただいたのです。
 
 

 
「にじ」のスポーツ訓練プログラムとは?
 
 
Q. 「にじ」では以前からスポーツを訓練に取り入れていますね?それはどうしてですか?
 
A.福澤
「にじ」でスポーツ訓練を行う理由は大きく3つあります。
 
●身体機能の向上
 
「にじ」のスポーツ訓練にとりいれているのは、バドミントンやフライングディスク、卓球・野球・風船バレー・ボッチャ。
 
利用者の方にはこれらスポーツそのものだけでなく、プログラムの一環として、会場や道具の準備・片づけも行っていただきます。
 
実は、これがとても大切。
 
こうしたさまざまな動きは施設内での生活と異なる身体の動きを必要とするため、みなさん、生活や仕事においてできることが増えていくのです。
 
 
●社会生活の練習
 
スポーツ訓練で行うこれらのスポーツはすべて集団スポーツです。
 
チームプレーを行うためには、時間やルールを守る必要がありますから、利用者の方は、スポーツを通して社会生活に必要なルールや対人スキルを学ぶことができるのです。
 
 
●退所後の生活において地域とのつながりを作る
 
集団スポーツによる訓練を経験することによって、利用者の方同士の交流も深まります。
 
「にじ」ではこれをきっかけとして、退所後もスポーツの場に参加し、地域とのつながりをつくっていただきたいと考えています。
 
実際「にじ」を退所したあと、地域の卓球クラブに所属して、スポーツを続けていらっしゃる方も。
 
健康管理にもつながりますし、いいことづくしです。
 

 
スポーツ大会に出ることが外出の自立にもつながります
 
 
Q.利用者の方が外部のスポーツ大会にも出場されるのですか?
 
A.福澤
就労や地域での生活を実現するためには、ひとりで外出できるようになることが必要です。
 
そこで「にじ」では、スポーツ大会への参加を介した外出支援も行っています。
 
参加するためには、「にじ」の生活ルールを守ったり身だしなみが自立したり、といった条件を満たす必要があるのですが、大会に出たい、という利用者の方の思いは、生活の自立に向けた大きなモチベーションとなっています。
 
 
スポーツ訓練による就労支援、自立支援を行っている施設は全国でもまだ多くはないとのこと。
集団スポーツを通じた「にじ」の訓練プログラムに、今後もぜひご注目ください!
 

 
 
別府リハの障害者支援施設「にじ」では、スポーツ訓練をはじめとする33種目の訓練プログラムで、身体障害や高次脳機能障がいのある方の自立(就労・家庭復帰など)を支援しています。
 
「にじ」の取り組みはスタッフブログでも随時ご紹介していますので、ぜひご覧ください!
 
 
●「にじ」利用の対象となる方や手続きについては、こちらをご覧ください。
●スタッフブログへはこちらからどうぞ。
 
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