障害者支援施設「にじ」に週2回通所されているAさん。ご利用いただいてから早くも1年が経過しました。
Aさんは「パソコンが使えるようになりたい」というご希望をお持ちで、計画的にパソコンの扱い方やワード、エクセルの基礎を学ばれ、現在では応用的な事務作業もスムーズにおこなえるようになりました。
パソコンで手順書作り
「にじ」ではパソコンだけでなく、革工芸や手芸の訓練もおこなわれており、美術が得意なAさんの作品はデザインや色使いのセンスが光っています。そんなAさんから「にじ」の訓練での「トピアリー作り」の提案がありました。
Aさんが作った手順書
最初にトピアリーのサンプルを作成し、パソコンで手順書を作成し、両手が使えない方のための大きな洗濯ばさみでの固定方法など、さまざまなアイデアをスタッフに提案してくださいました。
洗濯ばさみを使って固定しました
そして「にじ」利用者さまのトピアリー作り当日、Aさんはスタッフとともにサポーターとして参加しました。参加者からは「とても可愛い」「完成したのが嬉しい」といった声が寄せられ、Aさんの熱意と努力が実を結びました。
丁寧に教えてくださいました
Aさんは施設生活中の「にじ」の利用者さまに少しでも楽しんでいただこうと、「トピアリーは身近な材料で作れ、飾るとその場が華やかになるんです」と語ってくださいました。
出来上がったトピアリー
Aさんの尽力に心から感謝いたします。本当にありがとうございました!
出来上がったトピアリーは今後も「にじ」の生活を彩り、大活躍してくれそうです。