障がいについて説明をしています
2月3日、別府リハの障害者支援施設「にじ」の就労移行支援では、職場の人や就職活動に向けて自分を紹介する「私について」というプレゼンテーション発表会をおこないました。
就労移行支援の利用者のみなさまは、昨年11月頃から準備を始め、ご自身の病気や障がいについて調べ、まとめました。
障がいと向き合い、それを文字に起こすことは、時にタフな作業となりますが、みなさま真摯に取り組まれていて、その姿勢には職員も頭が下がる思いでした。
他の利用者さまのプレゼンも聞いています
スライドの作り方を学び、配置や表現方法を考え、何度も推敲を重ねて原稿を作ります。
タイマーで時間を計り、声や言葉が出にくい方も読みの練習を重ねてきました。
当日は、別府リハの他部署の職員も多く見学に来ており、発表者のみなさまは少し緊張気味でしたが、発表は分かりやすくまとめられていて、お一人おひとりの個性や人柄がよくあらわれたすばらしい内容でした。
他部署から多くの職員が見学に来ました
他部署の職員から質問を受けています
利用者のみなさまはそれぞれ、普段接している中ではわからないような障害を持ち、苦しみながらもそれを補う工夫をしながら生活されています。
このプレゼンは、それらをまとめ、周囲の方々に理解していただくツールの一つです。
発表後に施設長からのあいさつがありました
発表されたみなさまが、この資料や発表体験をもとにご自身を紹介し、将来に役立てることができますよう願っています。