0977-67-1711

受付時間 8:20 〜 17:20 (土日祝定休)

【にじ】「私について」~障がいを理解してもらうために~

障がいを持ちながら働き続けるために、もっとも大切なことの一つに“障がいを理解してもらうこと”があります。

障害者支援施設「にじ」の就労移行支援では、就職活動を想定し、ご自身の障がいを職場の方にできるだけうまくお伝えできるよう「私について」という発表会をおこなっています。

発表会は年に1回実施しており、今年で8回目になりました。

今回は4名の利用者さまが発表されました。


堂々と発表されています

発表の内容は

・自分にはどんな障がいがあるのか

・障がいがあって頑張っても難しいこと

・配慮があればできる仕事 など…

発表会資料はご自身でまとめていただきますが、うまく進まない場合や資料作りに行き詰ったときには、スタッフが「どういう症状が当てはまりますか?」「どう対処したら良さそうですか?」「工夫できそうなことはありませんか?」などヒントを出しながら、作成していただきます。

発表会の成功を目標としながらも実は、資料作りという過程を通してご自身を振り返り、障がいや他者との向き合い方を見直す作業でもあります。

いよいよ発表会がスタート!

ほどよい緊張感の中、キリリといつもと違う表情で発表されていました。


「あの日、落下した左腕」のタイトルに乗せ


ドキドキ…質問に答えています


司会者からも激励

発表が終わり、4名のみなさまはほっとされていました。

「みんな、さまざまな事情や困難があってここ(にじ)にいることがわかった」「他の方の発表の組み立てやスライドの工夫を見習いたい」「他の方の説明がわかりやすくて良かった」などとお話されていました。


にじスタッフ以外からも質問がありました

準備に3カ月ほどかけ、みなさま苦労されたと思いますが、大きなイベントを乗り切りました。

どの発表もその方らしさがありとても素晴らしい発表でした。

みなさまが苦労して作成した今回の資料は、面接や就職の際に職場の方にお渡しして、障がいを理解してもらう大きな一助になっています。

PAGETOP