今回は、障害者支援施設「にじ」就労移行支援の、就職活動の様子をご紹介します。
自宅から作業所に通い福祉就労されていた20代のAさん。単身生活と一般就労を目指し、「にじ」の利用を決意されました。
まずは「生活の自立」です。初めて自宅を出て、ご自身で部屋の清掃や洗濯などをおこないました。
そして「就労」の訓練です。Aさんよりも大人の利用者のみなさまと一緒に清掃作業などをおこないます。
苦手なこともいくつかありましたが、少しずつ克服していきました。不安なため「できない」と言ってしまうこともありましたが、「練習してみる」と頑張ることも増えました。
就職活動のため、ハローワークに求職登録に行きました。履歴書を書き、面接の練習をおこない、正装して企業見学に行くなど、一般就労への準備を進めます。
そして、念願の就職に向けた”実習”をすることができました。緊張しましたが、ひとつひとつの仕事に一生懸命取り組みました。実習先のスタッフのみなさまも、やさしく丁寧に業務のご指導をしてくださいました。
タオルを丁寧にたたみます
椅子を拭いていきます
洗濯機の使用方法を教えていただきます
この12月からAさんは目標を叶え一般就労することになりました!
私たち「にじ」スタッフも、Aさんの出発を(半分親の気持ちで、、、心配しながらも)心から応援しています。
そしていつか、もう一つの目標「単身生活」も叶えてほしいと願っています。