障害者支援施設「にじ」では、利用者さまの健康的な地域生活を支援するため、糖尿病のある利用者さまを対象に「糖尿病予防教室」を開催しました。
この教室では、糖尿病の概要や注意点、運動療法、食事療法について学びました。
まずはじめに、管理栄養士が糖尿病に関する基本的な知識について説明しました。
糖尿病は血糖値が高くなる病気であり、適切な管理が必要です。
血糖値をコントロールするための日常生活での注意点や、定期的な検査の重要性についても説明しました。
次に、運動の重要性についてです。
運動は血糖値のコントロールに役立つだけでなく、全身の健康を維持するためにも重要です。
日常生活に取り入れやすい簡単な運動方法を紹介し、実際に体を動かしてみる時間も設け、段差昇降運動やスクワット、足の体操をおこないました。
最後に、食事の管理についてお話ししました。
利用者さまには実際に自身の食べているご飯を茶碗にとり測ってもらい、ご飯の量を確認しました。
食事のバランスを考え、食べる内容を意識することは大切なことです。
利用者さまからは「食事や間食に気をつけて再発を予防したい」との感想が寄せられました。
今回の教室を通じて、糖尿病の管理に対する理解を深め、日常生活での実践に役立てていただけることを願っています。
障害者支援施設「にじ」では、疾病管理の支援と食事などの楽しみを両立させながら、利用者さまの生活の質(QOL)の向上を目指しています。
今後も、健康教室や楽しいイベントを開催し、利用者のみなさまの心身の健康をサポートしていきたいと思います。