障害者支援施設「にじ」では、病気や事故により手足に麻痺が残る利用者さまが、機能向上を目指し、日々リハビリに取り組まれています。
そんな「にじ」に先日、新たな福祉機器が加わりました。
それが 「COGY(コギー)」。
足でこぐことができる、まったく新しいタイプの車いすです。
24時間テレビの募金により購入され、株式会社テレビ大分(TOS)様を通じて寄贈していただいたこの機器が、「にじ」の訓練で大きな力を発揮しています。
<COGYとは?>
COGYは、どちらかの足が少しでも動かせれば、反射によって自分の足でペダルをこぎ進めることができる車いすです。
下半身の筋力を維持することでリハビリや健康維持への効果も期待されています。
利用者のAさま、軽快なハンドル捌きで、見事なUターンも披露してくださいました。
そして、普段は杖や車いすを使用しているBさま。
職員のサポートのもと、足をペダルに乗せてこぎ出した瞬間、職員も驚くほどスムーズに前進しました。
「これ、運転がおもしろいですね!外に行ってもいいですか?」と、ご自分の動きに合わせて移動できることがとても嬉しかったようでした。
その後は、屋外テラスでCOGYの操作を楽しまれていました♪
今後の訓練にもよい効果が生まれることを期待しています。
株式会社テレビ大分(TOS)様、COGYの寄贈本当にありがとうございました。
今後も利用者のみなさまが楽しく訓練を続けられるようにサポートしてまいります。