障害者支援施設「にじ」では、2か月に1回、希望される利用者さまを対象に、「マインドフルネス」と「歌声教室(カラオケ)」を実施しています。
今回はその様子をご紹介します。
①心を整える「マインドフルネス」
「マインドフルネス」は、呼吸に意識を向けることで、頭の中を空っぽにし、自分の身体や心の状態に気づく力を育む瞑想法です。
実施方法や効果などを読み合わせしてから開始します。
参加者のみなさまは、目を軽く閉じ、体の力を抜いてリラックスしながら、音声ガイドに合わせて鼻呼吸をおこないます。
実施方法や効果を確認し、照明を落としてリラックス。
この時間には、「気持ちが安定し、穏やかになる」「鼻呼吸で免疫力アップが期待できる」といった効果が期待されます。
雑多な情報が行き交う“令和の時代”、あえて「何も考えない15分間」を過ごしてみませんか?
②声を出して元気に「歌声教室(カラオケ)」
「歌声教室」では、カラオケ画面に映る歌詞を見ながら、音楽に合わせて楽しく歌います。
好きな曲を選んで、音楽に合わせて歌唱を開始します。
「久しぶりにマイクを持った」と話される方も。笑顔があふれます。
リズムに合わせて声を出し、音程に合わせて歌う――実はこれ、意外と複雑な同時処理!
脳にも体にも良い刺激になります。
期待される効果は、「ストレス発散」「発話練習」「自律神経の安定」「老化防止」などなど。
「コロナ時代」が落ち着いた今こそ、音程に自信がある方も、そうでない方も、みんなで大きな声を出して楽しみましょう!
参加された利用者さまは、終了後にはすっきりとした表情で過ごされており、活動の効果を実感していただいているようです。
今後も「にじ」では、心と体の健康につながる活動を大切にしていきます。