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【回復期リハビリ】看護・介護部の職員が各種資格を取得しました

令和5年度も看護・介護部に所属する職員が、自己研鑽に励み各種資格を取得しました。

栄養サポートチーム専門療法士 1名(一般社団法人 日本臨床栄養代謝学会)

認知症看護認定看護師 1名(公益社団法人 日本看護協会)

認知症ケア上級専門士 1名(一般社団法人 日本認知症ケア学会)

認定看護管理者教育課程セカンドレベル 1名(公益社団法人 大分県看護協会)

認定看護管理者教育課程ファーストレベル 1名(公益社団法人 大分県看護協会)

これからも、専門職として患者さま一人ひとりの声に耳を傾け、地域でしあわせにその方らしい生活を送れるよう、心のこもった看護・介護を提供していきたいと思います。

【回復期リハビリ】認知症リハ・ケアワーキンググループ主催~身体拘束体験~

回復期リハビリテーション病棟では、先日認知症リハ・ケアワーキンググループ主催の勉強会をおこないました。

この勉強会は、スタッフが身体拘束を体験し、患者さまの気持ちを改めて考える機会になればと毎年開催しています。

ベッドでの身体拘束体験です

スタッフが実際に身体拘束を体験し、ベッド上でのミトン・上肢抑制・胴抑制をしていきます。

体験したスタッフからは、「体が痛く大変だということがわかった」、「体だけでなく心の自由まで奪われているようだ」という意見が出ました。

ミトン・上肢抑制・胴抑制をしていきます
ミトン・上肢抑制・胴抑制をしていきます

次に車椅子上での身体拘束を体験しました。

「背中の圧が長時間になるときつい」「すべてをあきらめる心境になる」といった意見もあり、改めて大切なことに気が付いた勉強会となりました。

身体拘束を体験し、改めて患者さまの気持ちを考えます
車椅子での身体拘束体験です。圧迫感があり、窮屈な状態です。

回復期リハビリテーション病棟では、これからも患者のみなさまにより良いリハビリテーション・ケアを提供できるよう励んでまいります。

【回復期リハビリ】1年目職員の事例検討会をおこないました

発表する1年目療法士
ズラリと並ぶ先輩の前での発表は緊張しますがとても勉強になりました

別府リハの回復期リハビリテーション病棟の療法士が所属するリハビリテーション部ではこの時期、別府リハ1年目の職員(新卒者、既卒者ともに対象です)が、担当した方に対しておこなったリハビリテーションをふりかえり、その中で感じた気づきや疑問を先輩療法士にぶつける「1年目職員事例検討会」を毎年おこなっています。

今年度は4名の1年目療法士(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)が発表をおこないました。

別府リハでは「365日リハビリテーション」をおこなっていることから、1年目療法士の担当する方のリハビリテーションを先輩療法士が担当する日もあり、現在進行形でリハビリテーションをおこなっているときにも、先輩の指導を受けたり質問をしたりしやすい環境です。

しかし、時間をおいてあらためて論理的に整理すると、リアルタイムではきづかなかった疑問が湧いてくることはよくあること。

検討会本番では、作成した資料や電子カルテをつかって、退院までのリハビリテーションの経過を報告するとともに、今回整理するなかであらためて生じた疑問を述べました。

それぞれの発表後におこなわれる質疑応答では、先輩療法士から、厳しくも愛ある多くの質問やアドバイスが。

ひとりの先輩がコメントすると、さらにそれを受けてアドバイスをくれる先輩もいて、ディスカッションの場はどんどんあたたまっていきました。

発表する言語聴覚士
質問の意図を正しくとらえて適切に答えることも発表では大切です

1年目療法士が先輩たちの質問に答える姿はじつに堂々としていて、アドバイスをする先輩や上司も、彼らの成長をとてもたのもしく感じました。

発表を終えたひとりは「同じ職種の先輩からの助言はもちろんですが、今回はほかの職種の先輩からも質問やアドバイスをいただくことができ、異なる視点からのご意見は、とても勉強になりました」と話していました。

また、彼らの発表を準備段階からサポートした先輩療法士からは「入院中にも症状の評価やリハビリテーションの内容について相談にのっていましたが、退院後あらためて一緒にふりかえると、より一層、リハビリテーションを受ける患者のみなさまの視点で考えることができました」といった感想が聞かれ、先輩たちにとっても良い学びの場となったようでした。

別府リハでは、職員が安心して成長できる職場づくりをこれからもおこなっていきます。

【回復期リハビリ】新人事例検討会にむけて先輩がお手本を見せました

新人事例検討会に向けた先輩のお手本の様子

別府リハの回復期リハビリテーション病棟では、新人教育の一環として、新人理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が、自分の担当した方に対しておこなったリハビリテーションをふり返るとともに、そのなかで生じた疑問を先輩セラピストにぶつける「新人事例検討会」を開催しています。

この検討会では、スライドや抄録など、学会のようなプレゼンテーション資料を作らずに、日頃使用する「電子カルテ」にあるデータを使って説明をおこなうことで、研究の練習をするのではなく、毎日の臨床の力や考え方を育てることをめざしています。

しかし、こういったスタイルでおこなうはじめての検討会は、どうやってふり返っていけばよいのか、どのようにすれば聴いてくれる人に伝わるのかなど、新人にとっては難しいことだらけです。

そこで今年度から、準備を始める1年目職員に対して、先輩たちが「こうやって発表するんだよ」とお手本を示す機会を作ることにしました。

お手本を示す先輩理学療法士

模範プレゼンテーションをおこなってくれたのは、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士それぞれの先輩。

先輩たちはスクリーンに映した電子カルテを上手に使って、脳画像や、リハビリテーションの目標、介入方法、経過などをわかりやすく説明してくれました。

先輩に質問する新人理学療法士

ひとつのプレゼンテーションが終わるごとに時間をとった質疑応答では、1年目の職員以外にも手を挙げる職員が多く、たくさんの質問や意見、アドバイスが出て、和気あいあいとした雰囲気の中、有意義な時間となりました。

先輩言語聴覚士に質問する後輩言語聴覚士

前方の席でプレゼンテーションをしっかり見た新人職員からは、

 

「先輩たちが日ごろどのようなことを考えてリハビリをしているのか、知ることができました」

「どんな風に発表するのか、発表の流れを理解することができました。」

「抄録やスライドを使わないで発表する形式を初めて見て、自分で発表するイメージが湧きました」

 

などの感想が聞かれました。

 

別府リハでは、今後も新人職員が安心して成長できる環境を整えていきます!

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