令和7年がスタートし、早くも2月を迎えました。
みなさまお忙しくお過ごしのことと思います。
さて、障害者支援施設「にじ」では先日、毎年恒例の初詣に行ってきました。
今年はアニメ「鬼滅の刃」で話題になった「八幡竈門神社」へ参拝しました。
まずは、手水舎で手を清めます。
そして、みなさんで手を合わせてお祈りをしました。
参拝後は、ご神木を眺めたり、御神亀の「なで亀」をなでで幸運をいただきました。
お守りも忘れずにいただき、巫女さんとニッコリ記念撮影。
最後はみなさんで記念撮影をおこないました。
今年も笑顔の多い良い一年でありますように…
障害者支援施設「にじ」では、機能訓練の他に手芸、革工芸、受注作業といった訓練をおこなっており、そこで作った作品を毎年「別府市アール・ブリュットの芽ばえ展」に出展しています。
「アール・ブリュット」とは伝統や流行、教育などに左右されず、自身の内側から湧き上がる衝動のままに表現した芸術のことです。
開催期間中に出展に関わった利用者さまと共に見学に行ってきました。
個人の部では、左手で筆を持ち、ご自身の好きな歌詞を書いた「書」の作品や、上肢のリハビリを兼ねて作ったレジンの作品、片手で型を切り抜きアクリル絵の具とボンドを混ぜてTシャツにプリントした作品など、印象的な作品が数多くありました。
にじは団体の部に、利用者さまがそれぞれ作ったオーナメントを流木に吊るし、クリスマスツリーに見立てた作品を出展しました。
作品展では障がいのある方たちが、丹精込めて作った作品が並び、見ているだけでパワーをもらいました。
来年も利用者のみなさまと楽しみながら訓練をおこない、色々な作品を作っていきたいと思います。
障害者支援施設「にじ」では、12月25日の午後にクリスマスレクリエーションを開催しました。
会場には、流木をデコレートしたクリスマスツリーをはじめ、様々な飾りつけをおこない、職員はサンタクロースの衣装を着て利用者のみなさまを出迎えました。
最初のプログラムは、夏祭りのビデオ鑑賞でした。
夏祭りで撮影した映像を、就労訓練の利用者さまが編集し、みんなで鑑賞しました。
このビデオを見ながら、暑かったけれど楽しかった夏祭りを思い出しました。
次におこなったのは、箱の中に入った品物を手探りで当てるクイズでした。
それぞれ7つの品物をグループごとに順番に触り、何が入っているかを予想しました。
答え合わせでは、意外な回答や見当違いの答えもあり、会場は笑顔や歓声に包まれました。
次に、職員の幼少期や成長過程の写真を見て、その本人を当てるクイズをおこないました。
様々な年代の職員がいるため、セピア色の写真も混じっていました
すぐに正解が出る場合もあれば、難問になる場合もあり、正解が発表されると、驚きや笑いが広がりました。
最後に、ビンゴ大会を開催しました。
今回はスクリーンを使って番号を表示し、出てきた番号を順番に消していきました。
すぐにビンゴになる方もいれば、全く揃わない方もいて、歓声や悔しそうな声が飛び交いましたが、みなさまに喜んでいただこうと最後の方が揃うまで続けました。
今年のクリスマスレクリエーションは、施設生活の思い出に残る素晴らしい時間となりました。
施設で共に訓練を頑張る仲間たちと過ごすこの時間が、それぞれの目標に向かう日々の活力になればと思います。
障害者支援施設「にじ」では、毎年恒例の絵手紙教室「年賀状作り」をおこないました。
何を描こうかな…素材を見ながら検討中
スタンプ押して、色塗りをします
今年の干支は「へび」です。
「へびはちょっと気持ち悪いから実は苦手です。」
「へびは金運アップの意味もあります。」
「へびって緑色?」
みなさまでそんな話をしながら、筆を進めます。
切手代金上がりましたね…そんなお話しも
真剣な眼差しで、集中して取り組まれています
最近は、SNSなどで新年の挨拶をすることも多くなり、切手代金の値上がりも影響して年賀状じまいをする方も増えています。
そのような状況の中で、1枚のはがきに気持ちを込めて、ていねいに描き上げていく時間も大切だなと感じました。
素敵な年賀状ができました!
絵手紙に込めた、みなさまの気持ちが届きますように…。「笑う門には福来る」
障害者支援施設「にじ」では、利用者さまの健康的な地域生活を支援するため、糖尿病のある利用者さまを対象に「糖尿病予防教室」を開催しました。
この教室では、糖尿病の概要や注意点、運動療法、食事療法について学びました。
まずはじめに、管理栄養士が糖尿病に関する基本的な知識について説明しました。
糖尿病は血糖値が高くなる病気であり、適切な管理が必要です。
血糖値をコントロールするための日常生活での注意点や、定期的な検査の重要性についても説明しました。
次に、運動の重要性についてです。
運動は血糖値のコントロールに役立つだけでなく、全身の健康を維持するためにも重要です。
日常生活に取り入れやすい簡単な運動方法を紹介し、実際に体を動かしてみる時間も設け、段差昇降運動やスクワット、足の体操をおこないました。
最後に、食事の管理についてお話ししました。
利用者さまには実際に自身の食べているご飯を茶碗にとり測ってもらい、ご飯の量を確認しました。
食事のバランスを考え、食べる内容を意識することは大切なことです。
利用者さまからは「食事や間食に気をつけて再発を予防したい」との感想が寄せられました。
今回の教室を通じて、糖尿病の管理に対する理解を深め、日常生活での実践に役立てていただけることを願っています。
障害者支援施設「にじ」では、疾病管理の支援と食事などの楽しみを両立させながら、利用者さまの生活の質(QOL)の向上を目指しています。
今後も、健康教室や楽しいイベントを開催し、利用者のみなさまの心身の健康をサポートしていきたいと思います。
障害者支援施設「にじ」では、退所後の余暇活動のイメージ作りとして、道の駅「たのうらら」と「海地獄」への外出を企画しました。
前回ご紹介した「たのうらら」に引き続き、今回は「海地獄」への外出の様子をご紹介します。
「海地獄」は、別府地獄めぐりの地獄の一つで、別府リハのすぐ近くにあります。
入口で記念撮影をおこない、わくわくどきどきしながら地獄へ出発します。
園内に入ると、青くてきれいな海地獄を見ることができました。
また、力強く立ち上る温泉の噴気に圧倒されました。
時折吹き上がる噴気に周囲が真っ白に包まれる場面もあり、足元が濡れて滑りやすかったため、慎重に歩いて移動しました。
職員A「この中に入ったらいい湯加減かな? どう、一緒に入ってみない!!」
利用者B「ふ~ん、入れば…」そのような冗談も聞かれました。
園内には足湯もあり、「やっぱり温泉は気持ちがいいな~!」と癒しを感じるひとときを過ごされていました。
数十年ぶりに「海地獄」を訪れたという利用者さまもいらっしゃり、久しぶりに地獄めぐりを楽しむことができました。
「温室にバナナがあるよ~」「ドコ、ドコ…あった~!」
機会があれば、今後他の地獄めぐりへの外出も企画したいと思います。
パラリンピックをご覧になりましたか?
今回も数々の感動を与えてくれましたね。
障がいのあるなしに関わらずスポーツを通して人の可能性や強さを感じます。
さて、障害者支援施設「にじ」では“にじリンピック”と称して卓球バレー大会を開催しました。
4チームの総当たり戦。
大会に向け、訓練終了後に練習を重ねてきました。
本番では、ラケットを持つ手にも力が入りますが、「笑って、笑って!楽しんでいこう!」というかけ声も聞かれていました。
大会は大きな笑い声に包まれ、大変盛り上がりました(^^♪
結果はCチームが圧倒的な強さで全勝優勝でした。(おめでとうございます!)
大会の最後に職員チームがCチームに手ほどきを受けました。
真剣に頑張りましたが…結果は…惨敗でした(涙)
麻痺のない非利き手で打つスマッシュやブロックには目を見張るものがあり、改めて日頃の練習とチームワークの良さに感服でした。
またみなさんに楽しんでいただけるようなスポーツ大会を企画していきたいと思います。
こんにちは。障害者支援施設「にじ」です。
にじでは、地域で自立した生活を目指す「自立訓練」と、一般就労を目指す「就労移行支援」の訓練を提供しています。
今回は、就労移行支援の利用者さまが、今後の就労のイメージづくりを目的として、特例子会社3社に見学に行った際のご様子をお届けします。
(特例子会社:親会社が障がい者の雇用促進と安定を図るために設立した子会社)
見学では、実際に職場を見せていただきながら、どういった障がいの方が、どのようなお仕事をしているのかご説明いただきました。
障がいによる困りごとがないか、定期的に職員アンケートをとり「声」を拾い上げる仕組みを作っている会社もありました。
利用者さまには、事前に見学する会社について調べていただいており、積極的に質問される方もいました。
見学を終えた車の中では、
「私はああいう仕事に興味がある」
「自分にはちょっと難しそう」
「もっといろいろな職場を見てみたい」
などの感想が聞かれました。
今回の見学を、今後の就職活動や訓練に活かしていただけるように支援してまいります。
ご協力いただいた特例子会社のみなさまありがとうございました。
車椅子ユーザーになって2年半、障害者支援施設「にじ」を利用して2年を超えたAさん、まもなく地域生活が始まります。
車椅子ユーザーの方にとって、地域生活を始める際には、生活環境を整えることが大変です。
Aさんは住む場所を賃貸の一軒家に決め、現場に何度も足を運び、業者さんと相談しながら、福祉用具のカタログを見て熟考しました。
試行錯誤を繰り返し、約2ヶ月かけて生活できる環境が整いました。
玄関まではスロープを置きます
居室用の車いすに乗り換えます
浴室は浴槽台を作りました
トイレはイレクターで作製した台を置きました
2階には昇降機で上がります
段差をなくして寝室に入ります
障害年金の申請や住宅改修の補助金申請に関する書類作成、市役所とのやりとりなど、たくさん準備することがありました。
生活に必要なものも、ネットや「にじ」の近隣のお店で購入し、ご自身で準備を着々と進められました。
そして、この令和6年9月、環境が整い、まもなく地域生活が始まります。
「2年間、あっという間でした。何か楽しみを見つけないといけないな。」と話されていたAさん。
事故に遭う前の生活よりも不便なことがあるかもしれませんが、Aさんのこれからの地域生活がより良いものであることをスタッフ一同お祈りしています。
8月20日、障害者支援施設「にじ」にて、2024夏祭りを開催しました。
今年の夏祭りも利用者のみなさまに楽しんでいただけるような企画を用意しました。
スイカ割り、千本くじ、スヌーズレンボトルワークショップを企画し、会場には夏祭りの雰囲気を出すために、提灯などの飾りつけを利用者さまとともにおこないました。
【スイカ割り】
手作りの模型のスイカを用意して制限時間内に割る企画です。
みなさま真剣です!!
その理由は、上手く割れたら、たこ焼きがもらえる引き換え券がゲットできるからです。
【千本くじ】
無数の紐の中から、1本を選び、その先にある景品を当てる企画です。
みなさま楽しそうに挑戦されていました。
【スヌーズレンボトルワークショップ】
ペットボトルに各自、お好みのビーズやスパンコール、カラーセロハンなどを入れて、水と洗濯のりを入れたら完成です。
完成したボトルは、展示室でライトアップすることで、綺麗に輝き、光と音の空間で癒しの時間を過ごしていただきました。
夏といえば、かき氷です。
シロップは、いちご、メロン、ブルーハワイを準備しました。
今年は本格的なかき氷機が準備できたため、ふわふわのかき氷を提供することができました。
かき氷は、普段の食事では提供できないため「美味しかったよ」「頭がキーンとなったよ」「ふわふわだね」などの感想が聞かれ、喜んでいただきました。
なかでも一番好評だったのは、たこやきで「おかわりをしたい」といった声も聞かれました。
毎日、訓練を頑張っている利用者さまが一息つける企画として、夏祭りレクリエーションを開催しました。
今後も利用者のみなさまが楽しめるイベントを企画していきます。