ドライビングサポート
について
自動車の運転は、社会生活や仕事に関連する大切な技能です。
そこで別府リハでは、障がいのある方々の社会復帰支援のひとつとして、自動車の運転を再開するためのリハビリテーション(ドライビングサポート)をおこなっています。
自動車運転コースが敷地内にある、という全国的にも珍しい環境下で、さまざまな自動車運転評価をおこなえるのが、別府リハのドライビングサポートの特長です。
ドライビングサポート
の流れ
- 運転適性評価や注意力や記憶などの神経心理学的検査、そして自動車運転シミュレータを使っての検査などをおこないます。
- その結果をもとに、実際に自動車を運転しての評価をおこなうかどうかを判断します。
- 自動車運転コースでの運転で安全が確認できれば、医師が診断書を作成し、運転免許センターでの自動車運転適性相談へとおつなぎします。
※ドライビングサポートは運転を可能にすることを保証するものではありません。場合によっては、運転免許の返納をお勧めする場合もあることをご了承ください。
練習用車両は「普通乗用車」「軽乗用車」の2種類を用意
実際にお乗りいただく車両には普通乗用車と軽乗用車の2種類を用意しており、これまで運転されていた車に合わせて練習することができます。
普通乗用車…片手・片足だけでの運転のほか、両手だけでの運転(足を使わない)にも対応しています。
軽乗用車…片手・片足だけでの運転に対応しています。
また、車両にはドライブレコーダーを装備し、練習後のふりかえりに活用しています。
ドライビングサポートを受けられる施設
別府リハでは、回復期リハビリテーション病棟(病院)と障害者支援施設「にじ」の2施設で、ドライビングサポートをおこなっています。
対象となる方
回復期リハビリテーション病棟(病院)
脳血管疾患や頭部外傷などで入院されている方のうち、運転に対する不安がおありの方を対象に、作業療法のリハビリとしておこなっています。
障害者支援施設 にじ
「にじ」を利用されている方のうち、施設生活における約束事や時間が守れる(道路交通法を守り、慌てずに運転できる)方を対象におこなっています。
ギャラリー
お問い合わせ先
外来推進担当(お電話の際は「自動車運転の再開について」「ドライビングサポートについて」とお伝えください)
0977-67-1711(代)
月曜日~金曜日 8時20分~17時20分