回復期リハビリテーション病棟では、先日認知症リハ・ケアワーキンググループ主催の勉強会をおこないました。
この勉強会は、スタッフが身体拘束を体験し、患者さまの気持ちを改めて考える機会になればと毎年開催しています。
スタッフが実際に身体拘束を体験し、ベッド上でのミトン・上肢抑制・胴抑制をしていきます。
体験したスタッフからは、「体が痛く大変だということがわかった」、「体だけでなく心の自由まで奪われているようだ」という意見が出ました。
ミトン・上肢抑制・胴抑制をしていきます
次に車椅子上での身体拘束を体験しました。
「背中の圧が長時間になるときつい」「すべてをあきらめる心境になる」といった意見もあり、改めて大切なことに気が付いた勉強会となりました。
車椅子での身体拘束体験です。圧迫感があり、窮屈な状態です。
回復期リハビリテーション病棟では、これからも患者のみなさまにより良いリハビリテーション・ケアを提供できるよう励んでまいります。