障害者支援施設「にじ」の自動車運転再開支援について、3回シリーズでご紹介しています。
シリーズ最終回の今回は、運転免許センターの安全運転相談と無事に免許更新を終えた利用者さまのその後についてご紹介します。
~運転免許センターの安全運転相談と利用者さまのその後~
安全運転相談は、お住まいの都道府県の運転免許センターや警察署でおこなっており、現在の身体状況および認知等機能状況、さらには医師が作成した診断書をもとに総合的に確認し、運転再開の可否が判断されます。場合によっては医師の判断と異なる結果となることもあります。
無事に免許更新を終えた後は、障害者支援施設「にじ」の改造車で運転の訓練をおこないます。
敷地内にある自動車運転練習場で担当職員が同乗し『習熟コース内訓練(有料)』および一般道での『習熟路上訓練(有料)』を実施しています。
緊張のなか一般道で練習中です
自動車の乗り降り訓練もおこないます
3回シリーズで自動車運転再開までの一連の流れをご紹介してきました。利用者のみなさまの「もう一度運転したい」という気持ちに寄り添いながら、以前の生活に少しでも近づけられるよう、さらには行動範囲が広がるよう支援していきます。
※自動車改造費の助成について※
自ら所有し運転する車の操行装置等の一部を改造する必要がある場合、別府市では10万円を限度として経費の一部を助成しています。※改造前申請分のみ助成対象となります。詳しくはお住いの市役所などへご確認ください。