別府リハでは先日、2年目職員研修をおこないました。
令和5年度に入職し今年2年目になる職員が対象で、前方・後方連携する法人内他部署の業務を体験することにより、担当業務における自己の役割を再認識することを目的としています。
まず、実習先の担当者から業務内容やその部署の特徴などについて説明を受けました。
実習先の担当者から業務内容の説明を受けます
普段利用者さまが取り組まれている作業も実際におこないます
それぞれが各部署で実習をおこなった後、グループ・全体で研修のふりかえりワークをおこない「気付き」を共有しました。
グループで気付きの共有をおこないます
その後全体での発表をおこないました
実習をとおして他部署を理解し、多職種との連携・情報共有をおこなうことの重要性を再認識したといった意見が多く聞かれました。
別府リハでは今後も、患者・利用者のみなさまに質の高いサービスをご提供していくため、こうした研修をとおして職員の成長をサポートしていきます。
12月28日、令和5年の職員表彰がおこなわれました。
この「職員表彰」は、就業規則に規定する表彰基準に該当すると部長職以上が推薦し、法人が表彰基準に該当すると決定した職員に賞がおくられます。
今回は、表彰基準「法人の名誉となる行為があった者に該当」に該当した職員2名にセンター長賞がおくられました。
令和5年職員表彰の受賞者と後列左から当法人センター長(法人本部長)、理事長、センター長(病院長)
今後もセンター全体で切磋琢磨し、継続して質の高いリハビリテーションを提供していけるように、励んでまいります。
受賞されたみなさんおめでとうございます!
令和5年度第2回センター発表会では、多職種・多部門の職員の発表がありました
別府リハビリテーションセンターでは年に2回、職員の日ごろの臨床研究や各事業所の取り組みを発表する「センター発表会」をおこなっています。
この「センター発表会」は、職員個人の自己啓発のためはもちろん、福祉・医療・介護の各事業所での臨床研究や取り組みを法人内で共有することで、部門間・職種間の相互理解を促進することを目的としています。
夏の第1回に続き、10月27日、11月2・10日の3日間にわたって第2回の発表会をおこないました。
発表会は、新型コロナウイルスの感染防止対策として会場での参加とオンラインでの動画配信によるハイブリッド開催、1日あたりの開催時間の短縮などの手段を講じておこない、合計11演題の発表と活発なディスカッションがおこなわれました。
発表に対して様々な質問や意見、感想が出ました
そして、年末には、恒例となった表彰もありました。
第1回・第2回の各回からそれぞれ理事長賞・センター長(病院長)賞・センター長(法人本部長)賞と、WEB投票による特別賞を選定し、計8名の演者が、各賞授与式で表彰されました。
令和5年度の各賞受賞者と後列左から当法人センター長(法人本部長)、理事長、センター長(病院長)
職員がセンター発表を通じて日常の臨床や仕事をふり返り、患者・利用者のみなさまにより良いリハビリテーション・ケアの提供につなげていただきたいです。
障害福祉サービス事業所 みのり のミニトマトの温室では、その規模にびっくり!
4月1日、別府リハではあらたに正職員として入職した12名を迎え、入職式の後、さっそく5日間の新人研修がはじまりました。この研修には令和3年度の途中に入職した7名も加わり、総勢19名での受講となりました。
別府リハの新人研修では、すべての部署、すべての職種の職員が、法人の基本理念やなりたちの講義や別府リハの各施設見学、社会人としての心構えや接遇マナー、仕事の進めかた、病気やリハビリテーションの基礎知識を一緒に確認していきます。
これらをとおして、職員としての意識を高めていくことが第一の目的です。
自分が車いすに乗ってみることで、新たに気づくことがたくさんありました
別府リハの新人研修でなによりも特徴的なのが、グループワークやビジネスゲームがとても多いこと。
患者、利用者のみなさまに質の高いサービスをご提供していくためには、さまざまな職種が、チームとしてしっかり連携していくことがとても大切です。
新入職員は、ワークやゲームを通して、同じ目標を達成するためのチームを作りあげることの大切さを学ぶとともに、かけがえのない同期の絆を結んでいきました。
ほかのチームの良いところを盗みながら、ゲームはどんどん白熱!
最終グループワークでは、理事長、センター長や直属の上司の前で緊張しながらも頑張って発表しました
新入職員はこの研修後、それぞれの配属部署でさらに専門的な知識、技術の研修を受け、すでに別府リハの職員としての第一歩を踏み出しています。
修了式を終え、ごらんのとおりの笑顔をみせていた新入職員たち。これからの活躍を期待しています!
修了式後、笑顔で記念撮影
4月1日の入職からあっという間に3か月。
別府リハでは7月7日に「新採用職員フォローアップ研修」をおこないました。
この研修は毎年7月に丸1日をかけておこなっています。このなかで新人は、4月の入職時研修で学んだことを復習するとともに、職員として必要なあらたな知識を学びます。
まずはじめに、入職からの3か月をグループでふりかえりました
最初にこの研修の目的と目標を確認したあと、さっそくグループにわかれて、入職からの3か月をふり返るワークをしました。
実際に仕事をして、自分自身が変わってきたな、と思うことや仕事をする中で不安に思うことなどを話しあうと、緊張していた表情もだんだんと明るくなり、場が温まってきました。
医事管理課の職員から、今の自分たちの仕事に直結している診療報酬について学びました
障害者支援施設 にじ の職員からは、にじやみのりで提供しているサービスと、福祉の報酬制度について学びました
介護保険事業の職員からは通所リハビリ、訪問リハビリの事業や介護報酬について学びました
「福祉・医療・介護の報酬制度」では、講義を通じて、質の高いリハビリテーションやケアを提供することの大切さを学びました。
4月とおなじグループでワークしたため、互いの成長を実感できました
また、「暴力や虐待への対応」や「職場における安全と健康」など、職員として知っておかなければならないことについて講義を受け、メンタルヘルスについてのグループワークもおこないました。
4月に学んだ接遇を復習し、さらに実践的な内容を学びました
先輩職員が作った資料やワークシートを使って勉強します
午後は、4月の研修で学んだ接遇や仕事の進め方を復習し、皆が難しいと感じることば遣いや上司・先輩への報告・連絡・相談、ビジネス文書などについて、より実践的な内容で練習しました。
最後に「明日からどう仕事に取り組んでいくか」について考え、グループ・クラス全員で共有して研修は終わりました。
受講した新人からは「ひさしぶりに同期で集まって話をし、仕事上の喜びや成長を意見交換できてよかったです」「不安に思っていたのは自分だけじゃない、特別じゃないと知って安心しました」「目標や学びを再確認できてモチベーションがあがりました」「今の自分に求められている役割を理解しました」といった感想が聞かれました。
入職3か月後は、周囲が見えはじめて「これからやっていけるだろうか」「将来先輩のような仕事をしていけるのだろうか」と不安に思うこともある時期。
別府リハでは、こうした法人全体での新人研修のほか、先日ご紹介した安全や感染に関する研修、部署・職能別の新人教育・研修をとおして、新人の成長をサポートしていきます。